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2012年 08月 12日

★リラックスする方法

自分の精神的な緊張は相手に対し、いつも警戒感を持ち続けがちになり、自分が発散する警戒感は相手にすぐに伝わる。それが慢性的になり、外界からの刺激から自分を守るような気持ちができてなかなかリラックスでなくなっていたようだ。考えて見れば、中学校を卒業して以来、緩い緊張状態が慢性的になって何十年間も過ごしてしまったのではないかと思い返している。だから自分にとって緊張しなくてもいい相手や気の合う友達を見つけることがなおさら難しかったのではと振り返っている。他の例では、若いうちは音楽を聴く柔軟な感性があるのだが、歳をとるに従い新しい曲をなかなか受け付けなくなったことなどは、考えてみればこの慢性的な緊張感のせいではなかったのかと今頃になって気がついた。また、自分に対して今まで確固たる「自信」など持ったことなどなかったし、常に不安が付きまとっていたことも全く関係がないとはいえないかもしれない。

昔、ロスアンジェルスのリバーサイドでオンタリオ空港行きのバスを待っていた時のことだった。メキシコ風の建物を眺めていると、急に物事の全てが許せるような気持ちになり次第に幸せな気持ちになり、その精神状態が数時間続いたことがあった。他に大学2年の縦走で以東岳から下ってからの大鳥小屋での数時間、アメリカ、オロンドで働いていたある日の土曜日の午後や、旭川にいた時バイクで美瑛の山の中で聞いた蝉の鳴き声などでも、突然に脳細胞の配列が変わってしまったような時間を過ごした経験が何度かある。たまたま何かのはずみで緊張感が解き放たれた状態が続いたのだろうが、後から考えてもその理由が全くわからず、どうしてどうしてと思ったものだった。

先日、眉間に縦しわをよせるのは、緊張しているからかもしれないと急に思い当たった。つまり慢性的に緊張していると眉間にしわがよりっぱなしということになる。緊張が解ければ顔面のしわがなくなるのだろうが、逆に眉間のしわがなくなれば緊張しなくなるのではないかと考え、実際に「舌を出してみる」と口が開き、眉間からしわがなくなり少しずつ緊張が解けていくのを感じた。犬や猫が舌を出す理由がわからない?が、マイケル・ジョーダンもリラックスする時に舌を出していたような気がする?。

回りが次第にきらきらしはじめ、物の輪郭がはっきりと見え出し、蝉の泣く声もはっきりと聞こえ始めた。廃車前の車が急に調子よくなるとか、消える前の蝋燭がよく燃える事とは別の事と考えたいが。

以東岳から大鳥池へ下る 1978年8月
アメリカ:ワシントン州オロンド12 何故か幸せに感じて 1980年~1982年 Orondo, WA, U.S.A.
北海道:美瑛 蝉の音 1992年~1997年 Asahikawa, Japan
★リラックスする方法_a0183811_13584896.jpg



by nshimaafrica | 2012-08-12 14:03 | ★健康、病気、事故 | Comments(0)


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