山の中と言わずとも畑などを注意してみると、何かの踏み跡らしき草の乱れを発見することがある。都会で暮らしていると何のことか、さっぱり検討つかないかもしれない。もっとも田舎でも注意する人はかなり限られているかもしれないが。
何かの踏み跡とは、動物の通った跡、獣道のことだ。以前、山の果樹園へ軽トラで上って行ったら、畑の中にニホンカモシカの2頭がこちらを方を向き、剥製のように動かずにいた。にらみ合いになった。2頭は獣道を通って藪の中へ消えていった。数分間のできごとだった。
実は、人の場合も同じだ。敷地や私有地で立ち入りが禁止されて、なおかつ、道があるから、そこを通っているにすぎない。
アフリカの雨の量が限られている地域の国々などをグーグルマップを拡大してみる。人の歩いた踏み後が見える。塀で囲まれた場所以外は、人が始終歩いて通るため、草が生えずに踏んで地面が露出している。目的地へ至るショートカットだ。
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