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2011年 01月 04日

ベトナム:ハノイ 2010年10,11月 Vietnam

Hanoi

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もう少しで一年が過ぎようとしています。

ベトナムにて

急激な経済発展に伴い物質の豊かさを求める傾向が強くなるにつれ、少しずつ社会的格差が広がっている様子だ。皆が口々に実感しているようだから、まず確かなことなのであろう。その広がりを補って支えているのが日本で消滅した感のある「相互扶助」の仕組みの様だ。元が儒教からの影響なのか、バスの中などで若者が老いを助けるのが当たり前のようなことをよく経験する。日常生活の中、慣習としてまだ連綿と生きているように思える。

将来においてどのような結果になろうとも、ベトナム産業の工業化が失敗する、しないというのは、あくまでも重箱の隅をつつく体質のある日本人の考え方から見た尺度にしかすぎないが、たぶんはやり頓挫するであろうと予測する。現在、ベトナムは成長過渡期の状態であることは間違いないが、どのような形になろうが、自分で自分の首を絞めるような社会を形作ってきた日本社会の轍を踏むようなことは、周りのベトナム人スタッフを見ていると決してありえないような気がする。つまり経済的に進退窮まった状態に陥ったとしても自分を不幸に追い込み自殺するようなことは考え方はしないし、ありえないと思える。仮にそうであるなら人間の本性に根ざした極めて健全な状態であると信じる。




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by nshimaafrica | 2011-01-04 15:07 | ★溜まった妄想 | Comments(0)


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