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2011年 02月 08日

マラウイ:1997年8月~2000年9月 犬、猫たち アフリカ2 Malawi

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当時リロングウェでは住居物件が限られていて、仕事も住居も防犯のための犬も前任者から引き継いだ。ジェシーという名前で非常に賢いメス犬だった。赴任時はジェシー1匹だったが、防犯上よろしくないということで、成犬4匹、息子、娘も含めると最高16匹までになった。玄関の軒下にダンボール箱を用意しただけだったが、計2回の出産に問題はなかった。敷地が広く、大きな犬が自由に走り回ってもなんの支障もなかったし、最初から主人と外部の者をきちんと区別して吼えていた。最初のジェシーの旦那は、臆病で誰にでも車にでも吼え、家の門を出ていって車に轢かれてしまった。その後の入れ替わり立ち代わりは忘れてしまったが。

子犬は全てもらわれていった。犬がほしいという人は、安全のためにだけでなくマラウイ人、白人問わずいくらでもいた。その中の1匹は、近くのエリア9に1年いて、その後、マラウイ湖畔のサリマの日本人の所へ行った。他の子犬、ジェシーも含め、日本人の所へ移っていった犬が多い。隊員のところへ流れていったのもいると思う。(写真は2回目の出産、たぶん)

マラウイの土地ではダニがつきやすく、ほっとけばあずき大になり鼻、耳の穴がダニだらけになった。犬と人間、両方の衛生上よくないことはわかっていたが、時々暇つぶしも兼ねて指でちぎりとってはつぶして床を血だらけにしたものだ。そのことでまたダニを増やしてしまうことにつながっていたらしいが、ブチ、ブチとした感覚はちょっとした快感だった。

他にニャンコも3回飼った。1匹目は娘の友達のアメリカ人からもらってきた猫だった。耳の裏に線が3本ほどはいっており、ほとんど野生のような気性だった。たぶん、今でもあの家が残っているなら、高い天井近くに足跡がしっかりと残っているはずだ。長期に休みをしている間、となりの鶏小屋に忍び込んだところを石を投げられて頭を割られ死んでしまった。

2匹目の猫は始終行方不明になっていた。また、屋根に上り降りられなくなり、毎日はしごをかけて捕まえ降ろしていた。結局、行方不明になってしまった。たぶん屋根裏あたりに入り込み戻れなくなりミイラかなんかになっているなどと言ったものだった。三匹目は白黒のとてもかわいい猫で帰任するまで飼って娘の友達家族から引きとってもらった。後日談として、かわいそうなことにその家族は交通事故で全員亡くなってしまったことを伝え聞いた。 (現在、猫と犬の名前は妻に照会中: 結果、ディップスティック、チャカ、テン となり、ペニー仔犬、イチゴ、マンゴ、ココ(ンペタさんの犬)その他果物・野菜名、でも数匹が次々パルボウィルスであっという間に死んでしまった。猫 ピー、もも、ららお)

by nshimaafrica | 2011-02-08 09:11 | ★ワンコ、ニャンコの類 | Comments(0)


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