ビデオに録画してあるのだから1997年以前、旭川に住んでいた頃、NHKで「モンタナへ夢」の邦題で放送されたはずだ。数あるテレビや映画の西部劇の中で、最も西部の雰囲気が滲み出ている好きな作品だ。ロバート・デュバロとトミー・リー・ジョーンズが全てにおいて素晴らしい。それにダイアン・レインがぴったりのはまり役。もともとモンタナ州には訳分からず憧れがあったが、モンタナへの夢、リバー・ランズ・スルー・イット A River Runs Through It、Legends of the Fall みたいな作品が益々憧れの気持ちを後押しするようになったかもしれない。
「モンタナへの夢」の場合、あのアメリカ西部の乾いた夏の空気が諸に伝わってくる。画面の中へ手を伸ばせば届くような気さえする。西部劇ではないが、「ナポレオン・ダイナマイト」Napoleon Dynamiteなどもストーリとは関係なくアイダホ州の夏そのものの雰囲気だ。 モンタナへの夢の素晴らしさは、あの雰囲気と物語性が絶妙に組み合わさっている点にある気がする。
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