人気ブログランキング | 話題のタグを見る

nshima.blog

nshima.exblog.jp
ブログトップ
2011年 07月 19日

ザンビア:ムフリラ 銅鉱山 1984年1月~1986年2月 Zambia

ザンビア:ムフリラ 銅鉱山 1984年1月~1986年2月 Zambia_a0183811_20305731.jpg

ムフリラ市内のアパートから郊外の農場までバイクで20分くらい離れていた。市内のまわりは中低木のブッシュ(林、森)が延々と広がっており、毎日、町の端に位置するブッシュに囲まれた中に巨大な施設を横目に農場へ行き来していた。チンゴラ市の地上から掘るオープンピット(露天掘り)ではない銅鉱山(抗内)だった。地下1000m以上深くから銅を掘り出していたらしい。一度、地下1500m地下の滝を見学したことがあったが、まるで別世界だった。地上には大きな精錬所があり、植民地時代からの遺産をを独立後そのまま引継き国の産業の柱としていたようだ。

ブッシュの中には小川をせき止めたようなダムがあり、周りは砂漠のような白い砂原があった。廃液を捨てる場所だったのか、地表の水が流れないように止めてあったのかさっぱりわからなかったが、とにかくブッシュの中に忽然と現れる砂原を初めて見た時は本当に驚かされた。農場からの帰り道にバイクで小道をさまよっている時だったからだ。ブッシュは獣道だらけだった。ただ、人が歩いてできたものだった。縦横に繋がっており、それはザイール(現コンゴ共和国)まで広がっていた。小道を行くと突然集落があり、森の中に地元の連中が集うバーのようなものもあった。

乾季がすすむとブッシュも干上がり、ブッシュの中低木の樹々が次々と黄色に変色、いや紅葉し落葉した。辺り一面が黄色に染まった。しばらくして雨季に変わり、一旦枯れたような樹々から次々と新しく紅い新芽が出てきた。

にほんブログ村 全世界情報

by nshimaafrica | 2011-07-19 20:32 | 1982年6月-Zambia | Comments(0)


<< Nobody's Ba...      スターマン/愛・宇宙はるかに ... >>