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2011年 08月 11日

トリニダード・トバゴ:暴力の気配 2001年~2006年 Trinidad and Tobago

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シカゴのオヘア空港で搭乗を待っていた時、30mほど離れた所で話をしていた3人の白人の男達がふと気になった。特にその中の一人の雰囲気が回りの空気と全く異なっていた。普通の格好なのだが微妙な派手さが際立っていた。不可解なオーラを発していた。今まで人を殺したことがあっても不思議ではないなと思った。

根拠もなく結論を出してしまうとすれば、立派な病気かもしれない。

カリブ海のトリニダード・トバゴに5年間住んでいた間中、ずっと暴力のオーラを至る所で感じていた。感じない日はなかった。空港で、ショッピングモールで、車で走っていてもそうだった。初めてトリニダードに着いて、明らかにアジアやアフリカとは違うな何かを感じた。実際にとんでもない暴力事件が時々発生していた。南アメリカ大陸からアメリカへの麻薬中継の島という背景があったのかもしれない。

感じない人はなんと馬鹿なことを、と言ったかもしれない。仕事でやりとりのあった業者や日頃つきあいのある人間でさえ信用できなかった。深入りしたら揚げ足をとられる気配をいつも感じていた。

日本の「あいのり」という娯楽番組の中で、トリニダード編としてマイクロバスのドライバーとして出てきた奴と当時知り合いだった。その後、人伝えに殺されてしまったという話を聞いた。

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by nshimaafrica | 2011-08-11 22:55 | Trinidad の頃 | Comments(0)


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