ビクトリアフォールズ、地元の名前はモシ・オア・ツンヤはザンビアに住んでいる間に、乾季、雨季というか渇水期、増水期等合わせて5回以上訪問した。ネットで調べると現在存在するが、当時はなかったものとしてジンバブウェ側の公園の柵、リビングストンの銅像、バンジージャンプなどが挙げられる。但し、ソーベック(急流下り)や軽飛行機によるフライトは当時からあった。交通手段は、イーグルバス?という当時としては上等なバスでザンビアの首都からリビングストンまで半日を要して直行していた。
話を聞いて実際行ってみると大したことがない観光地が非常に多い中で、ビクトリアフォールズほど想像よりもはるかにすごい場所を今まで見たことがない。北米のナイアガラフォールズと比べると大人と子供くらいの差があるように思えた。増水期はあまりに水しぶきが凄すぎて全体が見えず、かといって渇水期はちょろちょろになる。間の時期が一番いいのだが、その時の運次第だった。そして見るたびに毎回圧倒された。
当時はジンバブウェとザンビアの経済格差が大きくザンビア側には、インターコンチネンタルホテルと安いレインボウロッジしかなく、国境を渡ると物の豊かさが俄然違った。マカササンホテル、ビクトリアフォールズホテル他いくつかのホテルがあったことを記憶している。一度は妻とビクトリアフォールズホテルに泊まったことがある。広々とした庭から遠くに滝が見えた。ゆったりとした雰囲気の中で建物の装飾は植民地時代の雰囲気を漂わせていた。全てが夢幻のようだが、同時にかけがいのない時間だったことを決して忘れてはいない。当時の写真は全て札幌のアパートに眠っている。
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