過去の記憶をだどってその後の消息をネットで調べてみた。アメリカでは、その分野のサイトも充実しており、墓地の位置、故人の誕生日、出生地、現住所、名前、生存期間、どこでどのように亡くなったか、誰が見届けたか、近親者、両親の名前、どこに葬られたか等がすぐにわかる。個人によってその書き方は一律ではない。死んでから初めて名前を知るに至ったり、どこで生まれて、どこに亡くなる直前まで住んでいたか、子供を何人持っていたとか生前知らなかった事実が淡々と綴られていることがある。
30数年前、彼女とほぼ毎日会っていたのに、結局何も知らなかったことにかなりのショックを受けた。生前、生物学(上)の兄弟に再会する機会、云々の件を見つけるに至っては絶句した。
短いその文章の中でその人となり、またどれだけ愛されていた人間だったか30数年経ってやっと納得した。
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