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2017年 05月 02日

心配は杞憂に終わった

1984年当時のムフリラ市内 当時は写真を自由に撮れなかった 隠れて撮影 


心配は杞憂に終わった_a0183811_09191807.jpg


来年還暦になる。常日頃きちんと歯を磨いても、治療をしても、数か月でまたどこか壊れてしまう。この数年間で何度歯医者へ足を運んだだろうか。右側を治せば左側、上側を治せば下側、とキリがない。噛みしめがひどく、必ずどこか壊れていく。まだ治療の選択で抜歯まで至ったことはないが、近いうちにそうなる可能性が毎年高まっている。一旦一本抜歯をしたら、噛みしめがひどいので、残りは総くずれになることに疑いはない。

海外で初めて歯の治療を受けたのは、1984年のザンビア、コッパーベルト州ムフリラ市でのことだった。ムフリラ市は露天掘りではない地下の銅鉱山が有名だ。マイン(鉱山)地区と呼ばれる地域には、市内で唯一歯科治療設備の整ったクリニックがあった。利用していたのは、ある程度お金があるか鉱山で働いている人達だった。

ザンビアに来て数か月した経っていない時期だった。食事中、奥歯の詰め物がぽろっと外れたのがわかった。これはヤバいと思った。日本へ帰国するまでまだ1年半は残っていた。治療で病気をうつされるのではないかと心配したが、背に腹はかえられない。どうにもこうにも仕方ない。意を決し、信頼できるであろう歯医者へ行った。

設備もきちんとしているように見えた。インド人の医師だった。心配は杞憂に終わった。たぶん15分くらいで済んだと思う。その後、治療した歯に何事も起こらなかった。


by nshimaafrica | 2017-05-02 09:36 | ★健康、病気、事故 | Comments(0)


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