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2017年 05月 16日

途上国でも、先進国でも変わりないこと

様々な国を渡り歩いてきたことのある大使館の参事から聞いたことで印象が残ったことがある。具体的に赴任の準備から、実際に任地へ移動、住み家、口座開設、電話、電気等の開通を終えて、普通に生活を始められるまで一番短かった国は、自分が経験した中ではカナダだったとか。カナダの場合、家の確保を別にして、他は2週間で済んだとのことだった。様々な国の意味とは、一つ二つの先進国から開発途上国ではなく複数のだ。

落ち着くまでの具体的な期間は、個人で大きく違うかもしれないが、全体の傾向として先進国のほうが楽である。大前提として英語なら英語といった風に、同じコミュニケーション言語を使えるという大前提でだ。

マラウイは、当時首都に不動産屋がなく、口伝えかスポーツクラブの掲示板、トリニダードは不動産屋があったが、決まるまでホテル暮らしを続けた。ベトナムは、アパートメントホテルだった。当時は、インターネットや携帯が十分発達していなかった。接続がダイアルアップで常時接続ではなかった。スマホはもちろん存在しなかった。

たぶん、現在の情況は、世界のどの国へ行っても大きく変わっているだろう。もっと便利になっているだろう。特にこの過去十年の変わり方は凄まじいようだ。もはや、自分が経験したことは全て昔話だ。但し、最低限変わらないことがあるとしたら、本当に信用するに値する人間を見つけられるかどうかで、最も重要な事。それ次第で事が動くかどうかが決まる。途上国でも、先進国でも変わりないと思う。

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by nshimaafrica | 2017-05-16 10:23 | ★今までに行ったことのある国 | Comments(0)


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